シングルモルト余市とは
基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
銘柄名 | シングルモルト余市 |
度数 | 45% |
販売元 | アサヒビール |
販売開始年 | 1989年 |
酒類 | ウイスキー |
種類 | ジャパニーズ(シングルモルト) |
原料 | モルト |
蒸留所 | 余市蒸留所(1934年設立) |
備考 | ニッカウヰスキー株式会社の高級シングルモルトとして、世界的にも評価されているウイスキー。 |
1934年、余市蒸留所は「日本のウイスキーの父」とも称される竹鶴政孝によって、北海道 余市町に設立されました。
当時の運営母体である大日本果汁株式会社はニッカウヰスキー株式会社と改名し、現在はアサヒビールの子会社となっています。
余市蒸留所では、もろみを入れたポットスチルを石炭の火で熱する石炭直火蒸溜を採用し、もろみを適度に焦がして香ばしい風味を付与しています。
このように、スコットランドで学んだウイスキーづくりを一切の妥協を許さず再現することを目指した竹鶴政孝のこだわりにより、余市蒸留所のウイスキーはスコッチウイスキーのようなスモーキーな香りが特徴として現れています。
価格帯と購入方法
価格帯(参考価格):
6,000〜7,000円(700ml)
購入方法:
以前はスーパーやコンビニでも見かけましたが、最近は売っている店舗が限られています。
栄養成分と健康への影響
アルコール度数と適量目安
<アルコール含有量>
- アルコール度数:45%
- 100mlあたりの純アルコール量:36.0g
<適量目安>
- 1日あたりの飲酒量:55.6ml
※純アルコール量の計算方法はこちら
※ラベルの数値と異なる場合があります
1杯あたりのカロリー
<カロリー>
- 100mlあたり252.0kcal
- 30ml(シングル1杯)あたり75.6kcal
※カロリーの計算方法はこちら
※ラベルの数値と異なる場合があります
実際に飲んでみた感想

余市はスモーキーな風味が際立ち、口に含むと口いっぱいにフワッと香りが豊かに広がりました。
スモーキーさは非常に強く特徴的で、ジャパニーズウイスキーのなかでもスモーキーなウイスキーとして知られるだけはあります。
口当たりは非常に滑らかで、アルコールの刺激も控えめなので非常に飲みやすく、苦味もなく、甘い香りとピート香がバランス良く調和しています。
アイラモルトのような薬品香ではなく、スモーキーな燻製香が特徴的で、初心者から愛好家まで広く楽しめるウイスキーだと思いました。
口コミ評判まとめ
SNSやWeb上の口コミや評判を調査し、まとめました。
良い口コミ・高評価の声
肯定的な口コミには以下のようなものがありました。
- 豪胆なスモークと果実味の融合が素晴らしい
- コスパが良く、価格に見合う満足感がある
- 海風とピートで日本の海岸を感じる
- フルーツとスモークのバランスが良く、初心者にも入りやすい
好意的な評価では、スモーキーさと果実味が見事に融合しており、個性的でありながら飲みやすいバランスが支持されています。ピート香や海風を思わせるニュアンスが加わることで、まるで日本の海岸を歩いているかのような情景を想起させる点も魅力とされています。さらに、価格に対して十分な満足感が得られるコストパフォーマンスの高さが、初心者から愛好家まで幅広い層に評価されていました。
悪い口コミ・低評価の声
否定的な口コミには以下のようなものがありました。
- スモークが強めで好みを選ぶ、万人向けではない
- 深みや重厚さが感じられず、物足りない
- 価格が高く、コスパで比べると期待よりインパクトが少ない
スモーキーさが前面に出るため好みが分かれやすく、より深みや重厚さを求める人にはやや軽く感じられるという意見もあります。価格帯に対してインパクトが不足していると感じる人もおり、特にコスパ重視の層からは再購入に慎重になる声も見られました。