「お酒の種類ごとのカロリーが知りたい」
「ダイエット中だけど何を飲めば太らないの?」
そんな疑問を持つ方に向けて、本記事では主要なお酒の種類ごとにカロリーを詳しく比較し、カロリーの低いお酒や飲み方のポイントまで徹底解説します。
ビールのカロリー

一般的なビールのカロリー
ビールは醸造酒に分類され、100mlあたり約40〜45kcalが一般的です。
1杯(350ml)で換算すると、140kcalになります。麦芽やホップを使用して発酵させるため、糖質量が比較的高めです。
ダイエット中に向いているビールの選び方
糖質ゼロやカロリーオフのビール(第3のビールを含む)は、100mlあたり25〜30kcal程度に抑えられています。
カロリーを気にする方は、これらを選ぶのが賢明です。
▼おすすめのカロリーオフビール3選▼
ワインのカロリー

赤ワインと白ワインのカロリー比較
赤ワインは100mlあたり約70kcal、白ワインは約73kcalが目安です。
どちらも醸造酒に分類されますが、糖分やアルコール度数によって若干の差があります。
糖質と飲みすぎへの注意点
白ワインは糖質がやや高く、甘口タイプではさらにカロリーが増えます。
ドライタイプの赤ワインは比較的糖質が少なく、カロリー制限中におすすめです。
日本酒のカロリー

一般的な日本酒のカロリー
日本酒は100mlあたり約103〜110kcalと比較的高めです。
アルコール度数も高く、糖質が豊富なため、飲みすぎには注意が必要です。
飲み方によるカロリー調整のコツ
おちょこでゆっくり飲む、冷酒より燗酒を選ぶことで飲む量を自然に減らすなど、飲み方の工夫でカロリー摂取を抑えられます。
焼酎のカロリー

焼酎(乙類)のカロリーと特徴
乙類焼酎(本格焼酎)は蒸留酒に分類され、100mlあたり146kcalほどありますが、糖質はほぼゼロです。
ロックや水割りで飲まれることが多く、1杯あたりの摂取量は少なめです。
焼酎はダイエット向き?
糖質ゼロで血糖値の上昇を抑えるため、糖質制限ダイエット中でも選ばれやすいお酒です。
カロリーは高めですが、飲み方次第で十分対応できます。
ウイスキーのカロリー

ウイスキーのカロリーと飲み方
ウイスキーは100mlあたり237kcalと非常に高カロリーですが、実際の1杯(60ml)では約140kcal程度に抑えられます。蒸留酒のため糖質はほぼゼロです。
▼蒸留とは?ウイスキーの製造を学ぼう▼
ハイボールでカロリーを抑える
ウイスキーを炭酸で割るハイボールは、1杯(350ml)で約158kcal程度。爽やかな口当たりで、カロリーと糖質の両方を気にする方におすすめです。
カクテルのカロリー
カクテルの種類別カロリーの違い
カクテルのカロリーは種類によって大きく異なります。ジントニックは約130kcal、モスコミュールは約120kcal、カシスオレンジは約150kcalなど、果汁やリキュールを含む分だけ高くなる傾向があります。
低カロリーなカクテルの選び方
ドライ系カクテル(ジンリッキー、モヒートなど)は糖質が少なく、100kcal未満に抑えられるものもあります。ベースのアルコールと割材に注目しましょう。
お酒のカロリー比較一覧
主要なお酒のカロリーを以下の表にまとめました。
酒類 | カロリー (100mlあたり) | 糖質 | 1杯の量 | 備考 |
---|---|---|---|---|
ビール | 40kcal | 中 | 350ml | 麦芽糖が残りやすく、一般的には中程度。 |
赤ワイン | 70kcal | 中 | 180ml | 辛口が多く、糖質は比較的少なめ。 |
白ワイン | 73kcal | 中〜高 | 180ml | 辛口は中程度だが、甘口は高糖質。 |
日本酒 | 100kcal | 高 | 180ml | 米の糖化と発酵過程で糖質が多く残る。 |
焼酎 | 146kcal | ほぼ0 | 110ml | 蒸留により糖質は0。 |
ウイスキー | 237kcal | ほぼ0 | 60ml | 蒸留により糖質は0。 |
カクテル | 150kcal | 変動大 | 30ml | 割材次第で極端に糖質が変動。 |
このように、カロリーを抑えたいなら「蒸留酒系(焼酎・ウイスキー)+割材に注意した飲み方」が基本。特に糖質を気にするなら、ビールや日本酒は控えめにしましょう。
まとめ:カロリーと賢く付き合えばお酒は楽しめる
お酒のカロリーは種類によって大きく異なりますが、正しく理解し飲み方を工夫すれば、ダイエット中でも無理なく楽しめます。重要なのは「量」と「選び方」。低カロリーなお酒や割材を選びつつ、適量を守ることが、美味しく健康的にお酒を楽しむコツです。
▼摂取カロリーと消費カロリーとは?▼