ワインのカロリーと糖質の基本
ワインのカロリーはアルコール+糖質
ワインのカロリーは主に「アルコール」と「糖質」によって決まります。
アルコールは1gあたり約7kcalと高カロリーで、糖質は1gあたり約4kcalです。そのため、同じワインでもアルコール度数が高いほどカロリーが増える傾向にあります。
また、辛口や甘口といった味わいの違いによって、糖質量にも差が生まれます。
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ワインの糖質はブドウの残糖量で変わる
ワインの糖質量は、醸造過程でブドウに含まれる糖分がどの程度アルコールへ変化したかによって変わります。
辛口ワインは発酵で糖分がほとんど分解されるため糖質が少なく、一方で甘口ワインやデザートワインは糖分が残るため糖質が多めです。つまり、糖質制限やダイエット中に選ぶなら、辛口タイプのワインが適しています。
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ワインの種類ごとのカロリーと糖質
赤ワイン
赤ワインはポリフェノールが豊富で健康効果も注目されています。
赤ワインはブドウの皮や種ごと発酵させるため、タンニン(渋み成分)が多く含まれます。この渋みを活かすために、長めの発酵で糖分をしっかり使い切るのが一般的です。その結果、赤ワイン(特に辛口)は糖質が少なくなります。
一般的な100mlあたりの目安は以下の通りです。
- カロリー:約70kcal
- 糖質:1〜2g程度(辛口)
白ワイン
白ワインはフルーティーで飲みやすく、食事との相性も幅広いお酒です。
赤ワインと比べるとタンニン(渋み成分)が少なく、酸味が主体となります。そのため酸味を和らげる目的で、発酵を完全に進め切らずに糖を少し残すことが多く、辛口の白ワインでも赤ワインより糖質はやや高めです。
一般的な100mlあたりの目安は以下の通りです。
- カロリー:約75kcal
- 糖質:2〜4g程度(辛口)
一方で、甘口やデザートワインのようなタイプになると、糖質が10g以上になることもあります。糖質を気にする場合は「辛口」や「ドライ」と書かれた白ワインを選ぶのがポイントです。
スパークリングワイン
スパークリングワイン(シャンパンを含む)は、泡の爽快感と華やかさで人気があります。
赤ワインや白ワインに比べるとアルコール度数が少し低い傾向にあるため、同じ量でもカロリーを抑えることができます。
一般的な100mlあたりの目安は以下の通りです。
- カロリー:約65〜75kcal
- 糖質:1〜3g程度(辛口)
甘口タイプでは糖質が5〜8gになることもあるため、ダイエット中に選ぶなら「ブリュット(辛口)」表記を目安にすると安心です。
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他のお酒とのカロリー比較
100mlあたりで比較
酒類 | 種類 | 度数 | 糖質 | カロリー |
---|---|---|---|---|
ウイスキー | 蒸留酒 | 40% | 0.0g | 220kcal |
焼酎 | 蒸留酒 | 25% | 0.0g | 140kcal |
ビール | 醸造酒 | 5% | 3.0g | 40kcal |
日本酒 | 醸造酒 | 15% | 3.5g | 100kcal |
ワイン | 醸造酒 | 12% | 2.0g | 70kcal |
100mlあたりで見ると、蒸留酒であるウイスキーや焼酎はアルコール度数の高いためカロリーが高めです。
ワインは70kcal前後で、日本酒よりは控えめですが、ビールよりはやや高い位置にあります。
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1杯あたりで比較
酒類 | 1杯の量 | 度数 | 糖質 | カロリー |
---|---|---|---|---|
ウイスキー | 30ml | 40% | 0.0g | 66kcal |
焼酎 | 60ml | 25% | 0.0g | 84kcal |
ビール | 350ml | 5% | 10.5g | 140kcal |
日本酒 | 180ml | 15% | 6.3g | 180kcal |
ワイン | 100ml | 12% | 2.0g | 70kcal |
実際の飲酒量で比較すると印象が変わります。
ビールはジョッキ1杯が350mlと量が多いため、糖質・カロリーともに高くなりやすい傾向があります。さらに日本酒も1合(180ml)でしっかりエネルギーがあるため、飲み方次第ではビールと同じくらいの負担になります。
これに対してワインは1杯100ml程度で提供されることが多く、カロリーはビールや日本酒より控えめ。ただし蒸留酒(焼酎やウイスキー)と比べると高めで、全体の中では「中間的な立ち位置」といえます。
ダイエット中にワインを楽しむコツ
ダイエット中でも、工夫次第でワインを罪悪感なく楽しむことができます。ポイントは「種類・量・飲み方」を意識することです。
- 辛口ワインを選ぶ
甘口よりも辛口の方が糖質が少なく、1杯あたりのカロリーも抑えられます。赤ならタンニンを活かした辛口、白やスパークリングなら「ドライ」「ブリュット」と表記されたものがおすすめです。 - 飲む量を決めておく
- ワインはグラス1杯(100〜120ml)でおよそ80〜90kcal。つい飲みすぎないように、あらかじめ「2杯まで」など目安を決めて楽しむと安心です。
- 3. 食事との組み合わせに注意
- 揚げ物や濃いソース料理と合わせると総カロリーが高くなりがちです。サラダや魚介料理、鶏肉料理など、比較的ヘルシーなメニューと組み合わせるとバランスよく楽しめます。
- 4. 水も一緒に飲む
- ワインと同量の水を一緒に飲むことで、アルコールの代謝を助け、飲みすぎ防止にもつながります。