ニッカ フロンティアの概要
基本情報

項目 | 内容 |
---|---|
銘柄名 | ニッカ フロンティア |
度数 | 48% |
販売元 | アサヒビール |
販売開始年 | 2024年 |
酒類 | ウイスキー |
種類 | ジャパニーズ(ブレンデッド) |
原料 | モルト、グレーン |
蒸留所 | 余市蒸留所ほか |
ニッカ フロンティアは、余市蒸留所のスモーキーなモルト原酒を主軸にしたブレンデッドウイスキーで、2024年10月1日に発売されました。ニッカブランドの通年商品としては4年ぶりの新作です。
一般的なブレンデッドウイスキーが「グレーン原酒>モルト原酒」の比率でブレンドしているのに対し、ニッカフロンティアは「モルト原酒>グレーン原酒」の比率でブレンドし、スモーキーなモルト原酒の風味を活かしています。
また、熟成後のアルコール度数の調整の際、割り水を少なくし、高アルコールにすることで、ハイボールにしてもしっかりとスモーキーさを感じられる仕上がりにしています。
味わい
ニッカフロンティアの公式サイトに記載されているテイスティングノートは以下の通りです。
<テイスティングノート>
豊かな樽熟成の香りと、心地良いスモーキーさが広がるモルトの香り。飲み口はスムースでありながらコクが感じられ、熟した果実の甘さをピートのビターが引き締める。柔らかなオークを伴う甘い余韻が特徴です。香り:
出典元:ニッカ フロンティア公式HP
樽熟成香とマーマレードを思わせるフルーティーさ、しっかりとしたモルト香と心地よいスモーキーさが広がる。
味わい:
スムースでコクのある飲み口、熟した果実の甘さをピートのビターが引き締める。
余韻:
柔らかなオークを伴い甘さが続く。
価格帯と購入方法
価格帯(参考価格):
1800〜2000円
(500ml/2025年9月時点)
購入方法:
多くの大手スーパーでも売っています。
栄養成分と健康への影響
アルコール度数と適量目安
<アルコール含有量>
- アルコール度数:48%
- 100mlあたりの純アルコール量:38.4g
<適量目安>
- 1日あたりの飲酒量:52.1ml
※純アルコール量の計算方法はこちら
※ラベルの数値と異なる場合があります
1杯あたりのカロリー
<カロリー>
- 100mlあたり268.8kcal
- 30ml(シングル1杯)あたり80.6kca
※カロリーの計算方法はこちら
※ラベルの数値と異なる場合があります
実際に飲んでみた感想

香りは柑橘系のような酸味を感じます。ただ、揮発したアルコールの刺激が私には少し強くて、香りをしっかり感じることはできませんでした。
一口含むと、期待通りの強烈なスモーキーさが口いっぱいに広がります。キャッチコピーである「スモーキー薫る、新境地。」の通り、そのスモーキーな風味は印象的で、しっかりとした存在感があります。
味わいの中にはほのかな苦味が感じられ、その奥に隠れるようにしてかすかに甘味が漂います。後味には、かすかな苦味とともに、樽の香りとスモーキーさがふんわりと残り、心地よい余韻が楽しめます。
アルコールの刺激は控えめで、飲みやすいため、ウイスキー初心者にもおすすめの一品です。
口コミ評判まとめ
SNSやWeb上の口コミや評判を調査し、まとめました。
良い口コミ・高評価の声
肯定的な口コミには以下のようなものがありました。
- 甘さとスモーキーさのバランスが絶妙で美味しい
- ハイボールでも満足感が高くて楽しめる
- コスパが高く、手頃な価格にして品質が伴っている
- ストレート~ハイボール、どの飲み方でも楽しめるという完成度
- 青りんごやビターな焚き火風味が個性的で印象的
- 熟した果実の甘さとピートの苦味の組み合わせが心地よい
- 高アルコールでもハイボールにして崩れず飲み応えあり
- 豊かな香りが「余市らしさ」を感じさせる
高い評価を集めているのは、甘さとスモーキーさの絶妙なバランスと、ストレートからハイボールまで崩れない完成度です。青りんごや焚き火を思わせる個性的な香味に加え、熟した果実の甘さとピートの苦味が心地よく調和し、余市らしい豊かな香りと飲み応えを手頃な価格で楽しめる点が支持されています。
悪い口コミ・低評価の声
否定的な口コミには以下のようなものがありました。
- スモーキーさが控えめで拍子抜け
- 若い印象・アルコールの刺激が強い
- 入手が難しくなっている
否定的な意見では、スモーキーさが思ったより控えめで物足りないとの声や、若さが残る仕上がりでアルコールの刺激が強いという指摘がありました。さらに、入手の難しさも不満点として挙げられています。