シングルグレーン知多の概要
基本情報

項目 | 内容 |
---|---|
銘柄名 | シングルグレーン知多 |
販売元 | サントリー |
販売開始年 | 2015年 |
酒類 | ウイスキー |
種類 | ジャパニーズ(シングルグレーン) |
原料 | グレーン、モルト |
蒸留所 | 知多蒸留所(1972年設立) |
備考 | なし |
知多ウイスキーは、愛知県知多市にある知多蒸留所で製造されるシングルグレーンウイスキーです。
知多蒸留所は1972年にサントリーと全国農業協同組合中央会(JA)の共同出資で設立され、日本最大のグレーンウイスキー蒸留所として知られています。
知多蒸留所で生産されたグレーン原酒は、響や角瓶など、サントリーが所有するブレンデッドウイスキー(モルト原酒とグレーン原酒をブレンドしたもの)の原料として使用されています。
知多ウイスキーは、蒸留所設立から43年後の2015年に販売が開始されました。
グレーンウイスキーは、連続式蒸留器で蒸留されるために通常は淡白な味わいですが、知多ウイスキーはしっかりとした豊かな風味を持っています。
価格帯と購入方法
価格帯(参考価格):
5000〜7000円
(700ml/2025年9月時点)
購入方法:
非常にメジャーで人気のウイスキーなので、スーパーで容易に入手できます。
味わい
知多ウイスキーに対するサントリー公式サイトのテイスティングノートは以下の通りです。
<テイスティングノート>
色:
サントリー公式HP
明るい黄金色
香り:
ピュアでストレート、甘い樽香
味わい:
口当たりよく甘くスムース
余韻:
綺麗、ほのかな甘さ
栄養成分と健康への影響
アルコール度数と適量目安
<アルコール含有量>
- アルコール度数:43%
- 100mlあたりの純アルコール量:34.4g
<適量目安>
- 1日あたりの飲酒量:58.1ml
※純アルコール量の計算方法はこちら
※ラベルの数値と異なる場合があります
1杯あたりのカロリー
<カロリー>
- 100mlあたり240.8kcal
- 30ml(シングル1杯)あたり72.2kcal
※カロリーの計算方法はこちら
※ラベルの数値と異なる場合があります
実際に飲んでみた感想

香りは「甘い」という印象はありませんでしたが、特徴的なしっかりとした木樽の香りが漂います。
じっくり嗅いでみると、どこかで嗅いだことがあるような…と感じました。
頑張って思い出してみると、接着剤みたいな香りだと思い出しました。
調べてみたら、ウイスキーの香りを私のように接着剤のように感じる人も結構いるようです。
味はアルコールによる刺激は少なめで、まろやかな口当たりです。
スモーキーさはなく、ふわっとした穀物の風味がバーボンウイスキーを彷彿とさせました。
意外と味は複雑で、時折甘みを感じることもありました。
本記事を書くためにメモをしながら何度も飲んでいたら、いつの間にかウイスキーがかなり減っていました(笑)
グレーンウイスキーはモルトウイスキーよりも味に深みがないと言われますが、知多ウイスキーはその全く逆で、非常に特徴的な味わいです。
素人の私が目をつぶって飲んでも、知多ウイスキーであることがすぐにわかります。
(ウイスキーをあまり飲んでいないからかもしれませんが)
多少の苦みはありますが、全体的にはすっきりとしており、飲みやすいので、ウイスキー初心者にもおすすめです。
口コミ評判まとめ
良い口コミ・高評価の声
肯定的な口コミには以下のようなものがありました。
- スムーズかつ飲みやすい、ハイボールに最適
- フローラルで甘い印象、はちみつのような香り
- クリアでバランスのいい構成、夏にぴったり
- 軽やかでフルーティ、万人受けするやさしい味わい
- スッと入る飲み口でクセがなく、初心者にも親しみやすい
スムーズでクセがなく飲みやすいため初心者にも親しまれやすく、特にハイボールに最適とされています。フローラルで蜂蜜を思わせる甘い香りと、軽やかでフルーティーな味わいが心地よく、クリアでバランスの良さから夏にぴったりの一本として支持されています。
悪い口コミ・低評価の声
否定的な口コミには以下のようなものがありました。
- ほとんど香りや味が感じられない、表現しづらさがある
- 味のパンチや個性が弱く、印象に残りにくい
- 余韻がほとんどなく、飲んだ後の満足感に欠けると感じることも
否定的な声では、香りや味が控えめで表現しづらく、全体的に個性やパンチが弱いとの意見があります。余韻も短く、飲み終えた後の満足感に欠けると感じる人もいるようです。