【概要とレビュー】オークマスター樽薫る

お酒の紹介
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オークマスター樽薫るの概要

項目内容
銘柄名オークマスター樽薫る
度数40%
販売元キリン
販売開始年2016年
酒類ウイスキー
種類ジャパニーズウイスキー
(ブレンデッド)
原料モルト、グレーン、スピリッツ
蒸留所富士御殿場蒸留所(1973年設立)

『オークマスター樽薫る』は、富士御殿場蒸溜所で製造されている国産ブレンデッドウイスキーです。

焼き焦がしを入れたオーク樽で熟成されており、華やかな薫香と豊かなコクをもつバランスの良いウイスキーです。

「食後はゆったりとリッチな香味のウイスキーを味わいたい」「食中は食事を邪魔しないドライなハイボールを飲みたい」というニーズに応えるため、ロックでは味わい深く樽の甘味を堪能でき、ハイボールでは花や果実のような香りや甘味を楽しめるように仕上がっています。

  • 香り
    複雑な樽香とフルーティなエステル
    ややシャープなアタック
  • 味わい
    ほのかな甘味と原酒の厚み
  • 余韻
    切れが良いと共に、樽香や熟成香が柔らかに感じられる

残念ながら、長期的な販売不振のほか、商品展開の整理・見直しなどの理由により、本ウイスキーは2024年4月26日を以て、出荷・販売終了となりました。

オークマスター樽薫るの栄養成分

100mlあたりの栄養成分
※純アルコール量[g]=容量[ml]×アルコール度数[%]/100×0.8
※エネルギー[kcal]=純アルコール量[g]×7
アルコール度数40%
純アルコール量約32g
エネルギー約224kcal

1杯:60ml
1杯あたりのカロリー:約134.4kcal
(平均的なカロリー:約140kcal)
※カロリー指標の説明はこちら

実飲レビュー

『オークマスター樽薫る』をストレートで飲んでみました。

香りは驚くほど控えめで、ほとんど感じられませんでした。

一口飲むと、ふわっとした樽の香りが広がりますが、その強さはやや弱めです。同じ蒸留所で作られている『シングルブレンデッド富士』の方が、しっかりとした樽香を感じました。

軽やかな樽の香りの後には、少し苦味が感じられ、その苦味が後味として残りますが、全体的にはすっきりとした印象です。

飲み続けるうちに、苦味よりも滑らかな舌触りが際立ち、ほのかなバニラの風味がゆっくりと感じられるようになりました。

おわりに

『オークマスター樽薫る』は、手頃な価格でありながら樽の風味を楽しめるウイスキーとして、多くの人に親しまれてきました。

2024年4月の販売終了が決定しているため、入手が難しいですが、見かけたら是非試してみてください。

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